糖質制限ダイエット
こんにちわ fureguransです。
閲覧頂いたありがとうございますm(__)m
人はなぜ太るのでしょうか。
食生活、遺伝、運動不足…
いろいろありますよね。
ダイエットにチャレンジする人はたくさんいますが、なかなかうまくいかない。
そういう人はたくさんいると思います。
なぜなら、「こうすれば痩せて体型を維持できる」「正しい法則」が存在しないんですよね。
「たくさん食べるから太る」「脂っこいものを食べるから太る」「運動しないから太る」この3つは実は間違いと言われています。
「たくさん食べるから太る」については、好きなものを好きなだけ食べられる富裕層のよりも、その日の食べ物も確保できにくいスラムの人たちの方が実は太っています。
「運動しないから太る」については、活発に動く生活をしている人は、相対的に肥満の人が少ないという仮説に立脚していますが、医学的には「運動をすれば痩せる」という図式は証明されていないようです。
なぜなら、運動すればするほど、ヒトはたくさん食べてしまう性質を持っているからです。
人間の肉体はとても複雑に出来ているため、「運動をすれば痩せる」「脂っこいものを食べると太る」というような、単純化された方程式では、僕らが太る理由(痩せる理由)は表すことができない。
食事で摂取するカロリーよりも運動と基礎代謝で消費するカロリーを多くすれば痩せる」。
これは、ダイエットに興味ある人の間では「常識」のように扱われていますが、残念ながらこの公式は正しくないようです。
どれだけたくさん食べるか、何キロカロリー食べるかが問題なのではないのです。
人が痩せたり太ったりする直接的な基準となる値は、糖質の摂取量で決まります。
糖質が多く含まれる食べ物とは、炭水化物とでんぷん質の野菜、果物、それにお菓子やジュース類など人工的に作られた食物です。
フライドチキンを食べると太るのは、チキンが油で揚げてあってこってりしているからではなく、チキンを揚げる際につけている衣が小麦粉、つまり炭水化物でできているからです。
日本人に身近な例で言うと、カツカレーがダイエットに最悪なのは、トンカツの衣に小麦粉とパン粉が、カレールーに小麦粉が、カレーの具にジャガイモやニンジンといったでんぷん質の野菜が、そして白米という糖質の塊のような穀物が使われているからです。
我々は肉を食べると太るのではありません。脂肪がたっぷりついたサーロインステーキを思う存分食べても、炭水化物を摂取しなければ僕たちは太ることはないです。
それは、炭水化物を摂取しないと、食物を即エネルギー化すると同時に脂肪に変えて体内に蓄積すべき糖質が存在しないため、食べた食事に含まれた脂肪分と、もともと体内にあった皮下脂肪や内臓脂肪をエネルギー源として利用するようになるからです。
ビールを飲むと太るのは、アルコールが悪いのではありません。ビールに含まれる麦は炭水化物であり、カロリーの構成要素が炭水化物由来なのです。
「フレンチパラドックス」という言葉がありますが、フランス人はワインを好みます。そしてフランス人には肥満の人が少ない。
ワインには炭水化物が少なく、飲んでも太りにくいお酒なのです。
炭水化物が肥満の原因だとするならば、痩せたいなら、食生活から炭水化物を取り除けば良いですよね。
ところが言うのは簡単ですが、実行するのはなかなか大変です。
炭水化物が多く含まれている食品は、「主食」と呼んでいるモノや、「嗜好品」に多いです。
たとえばパン、白米、餅、うどん、そば、パスタ、ピザ生地、ジャガイモ、ニンジンなど、「おなかにたまるもの」「〆に食べたいもの」が軒並み炭水化物の塊なのです。
果物も果糖を含むのでダメということになります。
また、お酒にも良いものと悪いものがあります。
ビールはもちろんダメ。米から醸造して作る日本酒もNGです。醸造酒では例外的に赤ワインがOKですが、それ以外は基本的にNGと考えた方が良いです。
いっぽうウィスキー、焼酎、ブランデーなどの蒸留酒は基本的に糖質ゼロなので、飲んでも良いお酒になります。
ただし、リキュール類など、甘くするために砂糖を加えているモノはだめです。
缶チューハイなども、果糖を追加していないモノならOKとなります。
そしてお菓子、デザート、ケーキ、アイスクリームなどはもちろんほとんど全滅ということになります。
食べて良いモノは、肉や魚、卵などの動物性たんぱく質を多く含むもの、葉野菜、豆腐、納豆などの植物性たんぱく質を多く含むものになります。
チーズや牛乳、クリーム類などは分量を限定すればOKということになります。
パンもごはんもうどんもパスタもダメとなると、メニュー構成を考えるのに苦労しますよね。
自炊ならまだしも、外食で糖質を追放した食事を摂り続けるのはなかなか大変そうです。
しかし、巷では「糖質制限ダイエット」がブームで、糖質を抑えた食生活で大幅なダイエットに成功する人も増えてきています。
短期で極端なダイエットを目指すのでなければ、太る原因が炭水化物と糖質にあるのだということを認識することからスタートすれば良いような気がします。
日々の生活から糖質を少しずつ減らしていく。
それだけでもかなりの変化になるのではないでしょうか。